2015-03-10 第189回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
要するに、一般論で言いますと、さっき、鉄道の車両とかレールとか枕木がどうだとか、そうしたことに力を注ぎなさいよということが全て基本なんですが、必要な安全投資に支障がないかということも当然あるわけですが、鉄道事業経営の健全性を損なわないかどうかということが、指導監督という場合の判断基準のもう一つの大きな柱だと思います。
要するに、一般論で言いますと、さっき、鉄道の車両とかレールとか枕木がどうだとか、そうしたことに力を注ぎなさいよということが全て基本なんですが、必要な安全投資に支障がないかということも当然あるわけですが、鉄道事業経営の健全性を損なわないかどうかということが、指導監督という場合の判断基準のもう一つの大きな柱だと思います。
現在の国鉄の制度というものを前提にこれをどうするかということではないわけでございますけれども、いずれにしてもこれだけの借料というものをしょって、果たして、どういう形であれ健全な鉄道事業経営ができるかどうかということについては、かなりやはり疑問があると言わざるを得ないと思います。
○坪内委員 お尋ねの点につきましては、これを譲渡するにあたりましては、運輸審議会の意見を十分参酌いたしまして、最後的に決定を見るのでございまして、経営上の問題につきましても、はたして鉄道事業経営の能力があるのか、あるいは採算がとれるのか、あるいはそういつた経理的な基礎が確実であつて、しかも合理的な運営ができるのかという点も、この運輸審議会なり、あるいは運輸大臣なり、あるいは国鉄などが十分審議いたしまして
すなわち第二条の第四号に、「その他の会社であつて鉄道事業経営の能力があり、且つ、その経理的基礎が確実なもの」となつておりまして、直接の旧所有会社のみならず、いわゆる公共の利益に合致する限りにおいて、第二条第四号の適用もありますので、こういう等という字をうたつておる、かように考えておる次第であります。
○岡田(五)委員 それでは、今の提案者の御説明によりますと、たとい買收された鉄道会社が残つておりまし七も、この鉄道に関係のない他の会社であつて、鉄道事業経営の能力ある会社がこれを払い下げてもらいたいという場合には、競願の形で払下げを希望できる、かように解釈していいのでありますか。この点、明快に御答弁をお願い申し上げます。
ことに先ほども御質問申し上げましたように、第二条の旧所有者でもないし、また旧所有会社と全然関係のない単に鉄道事業経営の能力かあるからといつて申請したものに対しても、現金の支拂いを地方公共団体、または教育及び社会事業を営むかような団体と同じように、恩典を浴させなければならないか、その真意はいずこにありや、一応提案者の御説明を願したい。
もありましようし、また当然申請する会社もありましようし、さらにまた戦時中この会社を持つておつたものも、その後の経済事情の変化その他によつて経営能力がなくなつたものもあろうし、そういう関係からいたしまして、そういつた直接の関係会社のみにこれを拂い下げるということよりも、広く国内の輸送力の強化、あるいはわが自由党の自由主義経済の建前から行きましても、こういつた面で広くそういつた分野を広めて、そうして鉄道事業経営
これは戦時中非常にむごたらしい買い方をされて、元の所有者に返してやるのだという恩恵的な気持ならば、ある程度こういう規定の適用につきましても納得できるのでありますが、何ら戦争中に所有者でもなかつた、何ら関係がなかつた、ただ鉄道事業経営の実力があるからという理由だけで、このものにかような恩典を與えることそれ自身が、私は非常に矛盾しておかしいと思うのでありますが、その点につきましての提案者のお考えをお聞かせ
この払下を受け得る相手方につきましては、元来の買収の経緯より考えまして、できるだけ旧所有会社又はその会社と密接な関係のあるものに払下げることが適当であると考えられますが、他面、鉄道事業の公共性から見て、それらの会社のみに限定せず、更に広く鉄道事業経営の能力があり、且つその経理的基礎が確実である会社にも払下げ得るようにすることが適当でありますので、その旨を定めますと共に、払下に当りましては、鉄道国有の
この払下げを受け得る相手方につきましては、元来の買収の経緯より考えまして、できるだけ旧所有会社またはその会社と密接な関係のあるものに払い下げることが適当であると考えられますが、他面、鉄道事業の公共性から見て、それらの会社のみに限定せず、さらに広く鉄道事業経営の能力があり、かつその経理的基礎が確実である会社にも払い下げ得るようにすることが適当でありますのでその旨を定めますとともに、払下げにあたりましては
そうしないと、切角衆議院で修正された第一條に、「旧所有会社又はこれと密接な関係のある会社に讓渡させ」というのに「会社等」と「等」という字を入れて、そうして而も第二條では第四号を新たに挿入して、「その他の会社であつて鉄道事業経営の能力があり、且つ、その経理的基礎が確実なもの」にも讓渡することができるというように、折角衆議院でこういうふうに單に旧会社に拂下げるだけではなく、旧会社に密接な関係のあるものだけでなく
すなわち修正の第一点は、第一条中「関係のある会社」とありまするに対しましてこれに「等」という文字を加え、さらに第二条に、第四号といたしまして「その他の会社であつて鉄道事業経営の能力ありかつ経理的基礎が確実な者」という一項を加えることによりまして、讓渡を受け得る者の資格をひとり旧所有者に限ることなく、いやしくも経済的方面から見ましても、また企業能力の点からいいましても適当と認められる者は讓渡を受けることができるということに
四 その他の会社であつて鉄道事業経営の能力があり、且つ、その経理的基礎が確実なもの 第四條第二項中「國有鉄道讓渡審査会」を「運輸審議会」に改め、同條に次の一項を加える。 4 運輸大臣は、当該鉄道を譲渡すべきこと及び第二項第二号から第八号までに掲げる事項の決定をするについては両議院の同意を得なければならない。 第五條を次のように改める。
私は本問題の根本的解決は、最初の出発当時にまた逆もどりするようでありまするが、鉄道事業経営の根本方針にありと考えるのであります。そこで赤字のための値上げである、またそういう意味の今度の三倍半の値上げであるということになるならば、結局半年経てばまた値上げしなければならぬということは、今から予測できるのでありまして、この点に対しまして、深く考慮を拂わなければならぬと考えるのであります。